CFIEC国際情勢ウェビナー 「米国政治の変動とグローバル社会への影響」【2022/11/22】

CFIEC国際情勢ウェビナー
「米国政治の変動とグローバル社会への影響」


日時: 2022年11月22日(火) 18:30~20:00
主催: 一般財団法人国際経済連携推進センター
講師:  久保 文明 防衛大学校 校長 / 東京大学 名誉教授 (モデレーター)
   前嶋 和弘 上智大学 総合グローバル学部 教授
   森  聡  慶應義塾大学 法学部 教授
   (敬称略)
配信形式: オンラインセミナー (YouTube Live)
規模: 400名
参加費: 無料

お申し込みは、下記URLよりお願い致します。
https://peatix.com/event/3367727

<内容>
 近年、国際情勢が大きく揺さぶられる中、米国の国内外を取り巻く状況も大きく変化しています。様々な問題が噴出し、米国の社会的分断の深まりは政治の場においても色濃く映し出されてきました。
 そのような中で実施された11月8日の中間選挙。民意は、米国の政治勢力図をどのように書き換えたのでしょうか。その変化は米中関係、経済安全保障政策、気候変動問題、エネルギー安全保障、ウクライナ危機など、グローバルな課題におけるバイデン政権の政策形成にどのような影響を与えるのでしょうか。

 本ウェビナーでは、米国社会が直面している構造的な変化を読み解きながら、そのことがグローバルな視点からどのような意味を持つのか、主に政治、外交・安全保障の観点から考察します。
 パネリストには、現代アメリカ政治研究の第一人者である防衛大学校校長の久保文明氏(兼モデレーター)、上智大学教授でアメリカ学会会長、米国のメディアや世論に豊富な知見を有する前嶋和弘氏、慶應義塾大学教授で米国の外交・安全保障に精通する森聡氏をお迎えし、専門的視点から米国政治の変動が国際情勢に与える影響について複眼的に掘り下げていきます。

<プログラム>
1. 18:30 - 18:35 (5分) プログラム説明、スピーカー自己紹介 (事務局)
2. 18:35 - 18:40 (5分) 趣旨説明 (久保文明氏)
3. 18:40 - 18:55 (15分) プレゼンテーション (1) (前嶋和弘氏)
4. 18:55 - 19:10 (15分) プレゼンテーション (2) (森聡氏)
5. 19:10 - 19:25 (15分) プレゼンテーション (3) (久保文明氏)
6. 19:25 - 20:00 (35分) ディスカッション・事前質問に基づくQ&A
7. 20:00 閉会

<講師略歴>
久保 文明(くぼ ふみあき)氏 (モデレーター)
防衛大学校 校長 / 東京大学 名誉教授

1979年 3月東京大学法学部卒業。1989年12月法学博士(東京大学)。
コーネル大学・ジョンズホプキンズ大学・ジョージタウン大学・メリーランド大学客員研究員、 2003年東京大学大学院法学政治学研究科教授、2009年パリ政治学院招聘教授、 2014年ウッドローウィルソン国際学術研究センター研究員、2021年4月より現職。専門は現代アメリカ政治。主な著書に『アメリカ政治史講義』(共著)(東大出版会、2022年)、『アメリカ政治の地殻変動 - 分極化の行方』(編著)(東大出版会、2021年)、『アメリカ大統領選』(共著)(岩波新書、2020年)、『アメリカ政治史』(有斐閣、2018年)、『アメリカ大統領の権限とその限界-トランプ大統領はどこまでできるか』(編著)(日本評論社、2018年)など。

前嶋 和弘(まえしま・かずひろ)氏
上智大学 総合グローバル学部 教授、学部長、アメリカ学会会長

上智大学外国語学部英語学科卒業後、ジョージタウン大学大学院政治修士課程修了(MA)、メリーランド大学大学院政治学博士課程修了 (Ph.D.)。専門:現代アメリカ政治外交
主な著作は『アメリカ政治とメディア』(北樹出版、2011年)、『キャンセルカルチャー:アメリカ、貶めあう社会』(小学館、2020年)、『現代アメリカ政治とメディア』(共編著、東洋経済新報社、2019年)、Internet Election Campaigns in the United States, Japan, South Korea, and Taiwan (co-edited, Palgrave, 2017) など。

森 聡(もり さとる) 氏
慶應義塾大学 法学部 教授

専門分野は現代アメリカ外交、国際政治、冷戦史。現在の研究テーマは、アメリカのインド太平洋戦略、アメリカによる国防イノベーション、冷戦期アメリカの同盟国防衛戦略。1995年京都大学法学部卒業。同大学院法学研究科修士課程及び米コロンビア大学ロースクールLL.M.課程修了。1995年に外務公務員採用Ⅰ種試験に合格、1996~2001年まで外務省勤務。2007年東京大学大学院法学政治学研究科にて博士(法学)取得、同研究科附属比較法政研究センター研究員を経て、2008年に法政大学法学部准教授、2010年より同教授、2022年4月より現職。米プリンストン大学(2014-2015)及びジョージワシントン大学(2013-2015)で客員研究員。単著に『ヴェトナム戦争と同盟外交―英仏の外交とアメリカの選択、1964-1968年』、(東京大学出版会、2009年、日本アメリカ学会より第15回清水博賞受賞)、共著に『ウクライナ戦争と世界のゆくえ』(東京大学出版会、2022年)、『アメリカ政治の地殻変動』(東京大学出版会、2021年)、『アフターコロナ時代の米中関係と世界秩序』(東京大学出版会、2020年)など。2018年より中曽根平和研究所上席研究員。

【本ウェビナー事務局】
国際経済連携推進センター 佐藤、川西